日本の運転免許

日本の運転免許

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日本での運転免許の必要性

就職活動では会社に「履歴書」をだすことが一般的です。履歴書には資格を書くらんがあり、そこに「普通自動車第一種運転免許(運転免許証の正式名称)」と書けることで、就職できる職業の選択が増えてきます。

また、日本では身分証明証として利用することが多いのは「運転免許証」です。それだけ、運転免許が社会的に保証されている資格と言えます。

日本での運転免許の取り方

運転免許を取得するためには、自動車学校で技能(運転技術)と学科(道路交通法)を勉強して、卒業後に運転免許センターでの学科試験に合格する必要があります。技能の試験は、自動車学校を卒業していれば免除となります。

自動車学校に入学する方法は、国籍問わずに主に2つあります。

一つは「通学免許」と呼ばれる方法です。自宅近くの自動車学校に通って習うことを言います。卒業までの期間も1週間に1日~2日ほど通っても3カ月程度かかります。

そして、もう一つがおすすめしている「合宿免許」と言われる宿泊型の方法です。

こちらで手配したホテルや旅館に泊まりながら、朝に自動車学校までバスで向かい、夕方の授業が終われば同じくバスで戻ってきます。こうして短期間で集中して授業を受けることで、AT車で最短14日間、MT車で最短16日間での卒業が可能となります。

ここ数年、「合宿免許」を選ぶ外国人留学生が増えてきています。

お金が安いのもひとつの魅力ですが、合宿免許のほうが卒業までに必要な学科試験問題が受かりやすくなることも選ぶ人が増えてきている理由です。

外国人留学生にとって大変で難しいこと

車の運転技術の上達は、日本人も外国人の皆さんも変わりません。皆さんが一番苦労するのが「日本語での学科試験問題」です。

これは50問の質問文について、それぞれ正しいか間違えているかを答える「〇×式問題」です。45問以上正解すれば合格となります。しかし、この試験問題は日本人でも難しく、きちんと勉強しないと1回では合格できません。

ただし、合宿免許は短期間で集中して勉強するため、通学免許と比較すると受験者の合格率は高いです。

さらに、これまでの経験から、外国人留学生には理解が難しかった言葉については、日本語・英語・ベトナム語でのイラストを使用し分かりやすく説明したオリジナル教科書を無料でプレゼントしております。

この教科書は合宿免許が始まるまでに自宅に送ります。事前に勉強してから合宿免許に参加することで授業も分かりやすく感じられるはずです。

自動車学校を卒業したら

自動車学校を卒業しても、その場で運転免許証はもらえません。自宅に帰ってきてから1年以内に運転免許センターで受験してください。
合格すれば当日に運転免許証が発行されます。不合格の場合は、もういちど受験して合格を目指します。合宿免許で勉強したことを忘れないためにも、帰ってきてからすぐに受験することをおすすめします。